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ひたちなかJC 2015年度スローガン 専心 ~個々の色で未来を描く~

理事長所信

第22代理事長吉川大介

2015年度 一般社団法人 ひたちなか青年会議所

第22代 理事長 吉 川 大 介

Daisuke Yoshikawa
President of 2015

専 心
~ 個々の色で未来を描く ~

■はじめに

眼(まなこ)は英知を持って未来を見つめ
両足はこよなく愛するこの那珂大地を踏みしめ
胸に秘めたる情熱を持って

 北は久慈川、南に那珂川、そして東に太平洋と水に囲まれた自然豊かなこの土地で一般社団法人ひたちなか青年会議所は活動エリアのひたちなか市・那珂市・東海村の2市1村で青年会議所運動を展開してきました。
 LOMのセレモニーでも20周年宣言文を唱和し、「那珂大地は一つ」をメンバー全員で再確認しています。この2市1村を指す自然豊かな「那珂大地」でしっかりと地に足をつけて未来を見据えた運動を展開し、最高の仲間と共に抱えきれないほどの情熱を持って、2015年度の運動を展開していきます。

 皆さんもこの青年会議所に入会し様々な例会や事業を創り上げ、この地域(まち)のために運動を展開してきたことでしょう。
しかし、これらを創り上げる過程を、情熱をもって思い切り楽しんでいますか。携わるメンバー全員で創り上げた、やり遂げたという達成感を味わっていますか。

 私の青年会議所入会は2010年、勧誘ではなく自らその門を叩きました。当時は茨城ブロック大会を我々ひたちなかが主管した年であり、入会後すぐに沢山の担いを頂きました。
 当時は何も分からない若輩者でしたが、声をかけて頂いた例会や事業は準備から積極的に参加し、全国大会や関東地区大会、ASPACなど県外の大会にも多く出席させて頂きました。この原動力となったのは、地域(まち)を愛し、楽しみながら運動を展開している諸先輩の活躍を目の当たりにしたからに他なりません。
 このきっかけにより2014年までの5年間、多くの先輩や同志に恵まれ、数えきれない学びや気づきを得られた青年会議所運動は私の誇りです。

 この経験を通して、何事でも楽しむ事が、青年会議所運動を展開していく上で重要であると考えます。仕事においてもそうですが、物事は無理をして嫌だと思いながらやっても成長はありません。私はこの2015年度も人一倍、誰にも負ける事のない情熱をもって青年会議所運動を楽しみます。皆さんも一緒に同志との絆と情熱を胸に、苦難に立ち向かい乗り越える事によって得られる素晴らしい経験を共有していきましょう。

■地域(まち)づくりを先導する団体として

 我々は政策集団として、時代の魁たる団体として、全ての主体が協働する市民社会の実現を望み、魅力溢れる地域(まち)の創造に向かって行動していかなければなりません。
 しかし、どれほどの市民が自分の住み暮らす地域(まち)の未来を考え行動しているでしょうか。自身の権利を行使して行政に参加していることを意識している市民は非常に少ないように感じます。まずはこの地域(まち)から行政参加意識を向上させ、安心して暮らせる未来を創造しなければなりません。

 我々はこれまでも様々な角度から参加意識の向上を図ってきましたが、2015年度も引き続き公開討論会の開催や市民討議会の実現に向けて活動を続けると共に、幼少期から政治に関心を持ってもらえるような運動を展開していきたい。

 ここで学んだことで、次代を担う子供たちが近い将来、素晴らしい地域(まち)を我々と共に創造していくことになれば、きっとこの地域(まち)は更なる進化を遂げ、安心して暮らせる地域(まち)は必ず実現できるはずです。

■拡大の先にあるもの
 青年会議所は〝明るい豊かな社会″の実現に向けて運動を展開している団体です。この実現に向けてさまざまな切り口から例会や事業を行っています。
そして我々メンバーは例会や事業を大成功させようと真剣に会議を重ね切磋琢磨します。しかし諸先輩からは「失敗しても許される団体であるのがJC」と教えられました。

 この真意は何なのでしょうか。これは例会や事業の成功が最終目的ではなく、その過程で生じる各メンバーの成長から〝明るい豊かな社会″を創り上げるための「人財」を育成することが本質であると考えます。私は青年会議所入会以来、多くの出会いの中で、時には本気でぶつかり合いながら地域(まち)のために尽くすことに労力を惜しまない、素晴らしい同志を数多く見てきました。

 こうして育った「人財」は青年会議所を卒業してからも輝き続け、自分の会社を変え、地域(まち)を変え、そして日本、世界をも変えていくと信じます。しかしその「人財」も少数では地域(まち)に変化をもたらすにも限りがあります。

 この那珂大地を更に輝かせ〝明るい豊かな社会″を実現させるためには多くの「人財」が必要不可欠であり、そのためには会員拡大しかありません。しかし、入会を考えている人々にとっては、青年会議所へ入会することが自分の将来を見据えた先行投資にふさわしいかどうかということが判断基準になります。

 そのためには我々自身が真のリーダーとして成長し続け、自らの身を持って広告塔となる必要があります。自身の成長なくして説得力は生まれず、組織を熱く語れるはずもありません。各々が自らを律することから始まり、自分の足りなさから逃げることなく、地域に必要とされる真のリーダーとなるべく挑み続けていきましょう、その先に必ずある明るい豊かな社会の実現に向けて。
■転換期を迎えたひたちなか
 先に掲げた通り、会員の拡充には自身の成長が不可欠であります。
2015年度における正会員の7割強、理事では6割が入会3年未満のアカデミー会員であり、我々は大きな転換期を迎えています。

 しかし、このことは決して卑下することではなく、言い換えれば、新しいアイディアが生まれチャレンジできる可能性を秘めています。「新生ひたちなかJC」の原動力となるべく、自身の成長のツールとして会員研修を積極的に行うことは、この転換期を乗り越える上で有効な手法の一つです。

 公益社団法人日本青年会議所には様々な公式セミナーが存在します。そこで、これらのセミナーを有効に活用して年間を通し成長できるプログラムを作成することにより、青年会議所運動の意義を改めて理解し〝明るい豊かな社会″を創り上げるための「人財」を育成していきます。
■次代を担う子供たちと地域(まち)づくり
 近年、食をめぐる多くの問題から、食に関する関心が高まっています。
食は生命の源であり、健康に密接なかかわりを持っていますが、この食を支えるのは農業です。豊かな自然と水流があるこの地域(まち)は、農業に適しており、茨城県の都道府県別農業産出額は1位の北海道に次いで2位という輝かしい実績があります。
この農業を、食育を通して次代を担う子供たちにもっと身近に感じてもらいたい。この地域(まち)でも地産地消の取り組みが多く見受けられます。

 この地産地消運動は、単に地場産品の消費拡大運動という面だけでなく、産地と食卓の交流や健康的な食生活の実現、旬と食文化への理解、環境保全、地域(まち)の活性化など、いろいろな役割を持っています。
まずは子供たちに学校では体験できないような学びを通して、食文化への理解とともに、素晴らしい地域(まち)に住み暮らしているという郷土愛を養っていきましょう。

 また、JCジュニアクラブは2013年の発足以来、現在に至るまでティーンズロックなど想像を遥かに超えた大成功を収め、地域(まち)づくり運動を展開しています。
このジュニアクラブと共に更なる地域(まち)づくりを考え、無限に成長する可能性を秘めた高校生を牽引していきます。
■ひたちなかが誇る継続事業
 本年TEENS ROCKが12回目、CAMP VILLAGEは11回目となり、我々が誇る二大事業です。この事業はROCK IN JAPAN FES.とともに「音楽のまちひたちなか」の発信に大きく寄与しています。この地域(まち)にしっかりと根付き進化し続ける継続事業を、来場の方々とともに楽しみながら創り上げていきましょう。
■出向の素晴らしさ
 青年会議所はLOMの運動だけにとどまらず、茨城ブロック協議会や関東地区協議会、そして日本青年会議所や国際青年会議所など様々な組織体を形成し、世界中で明るい豊かな社会の実現に向けて運動を展開しています。
 皆さんもぜひ出向してみてください。出向は多くの気づきや学びを得られ、必ず自身の成長に繋がります。本年も茨城ブロック協議会に役員を排出させて頂く機会を頂きました。まずは、LOMを挙げて支えながら、共に輝けるよう一年間活動していきましょう。
■女性の活躍するひたちなか
 一般社団法人ひたちなか青年会議所は女性会員が2割近くを占め、まさに「新生ひたちなかJC」を象徴しています。この女性会員が様々な角度から青年会議所運動をしていくことは、今後のひたちなかを活気づける一助となります。女性だからこその気づきを発信し、素晴らしい運動を展開していきましょう。
■円滑な組織運営
 これまで挙げた運動をいくら素晴らしいものにしようとしても、組織がしっかり機能しなければそれを展開していくことはできません。そこで、外部との効果的な情報受発信はもちろん、エンジェルタッチやSNSを活用したLOM内の情報共有を図っていかなければなりません。
 さらに、組織運営に必要不可欠なメンバー全員との意思疎通を図ることにより、円滑なLOM運営を実現します。
■より力強く発信していくために
 2015年度はこれまで以上に夢と笑顔溢れる地域(まち)にするため、那珂大地に根付いた活動で広域連携を先導していくためにLOM名称の変更を一つの手段として模索していきます。
 
 現在は那珂市・東海村の会員比率が低迷し、2市1村の情報収集や地域住民の認知度・理解度も比例して低いのが現状です。まちづくりにおいては2市1村とより深く関わる為に、青少年育成や会員拡大では「この那珂大地に青年会議所あり」と発信し続けるためにも名称変更の議論をしていきます。

 また、那珂大地にはそれぞれの地域(まち)に根付いた各種事業(イベント)が多く存在します。この事業で積極的に青年会議所をPRしていくことは、そこに来場する方々はもちろんのこと、その事業に携わる他団体への青年会議所認知向上にも繋がります。
青年会議所運動の素晴らしさを一人でも多くの市民へ発信していくためにも積極的なPR活動を展開していきます。
■結びに
 40歳を迎え青年会議所を卒業し、会社や地域に必要とされる真のリーダーとして、本当の意味でのスタートを切るために我々は今をどう生きるか。青年期に多くの時間とエネルギーを注ぐ我々の運動は、ただこなすだけや、ただ達成感を得るためではなく、「誰のため」「何のため」の運動なのか、その本質を捉えなければなりません。
自らの壁を壊して視野を広げ、限りあるこの青年期をこの地域(まち)のために尽くす。
それは誰かに見返りを求めたりするものではなく、親が子に尽くすことに対して何も求めないように。

 ” 明るい豊かな社会 ” の実現に向けた素晴らしい運動を一人でも多くの仲間と共有し、語り明かし、楽しみながら一歩一歩着実に未来へ向かって踏み出していきましょう。